校歌
羽後中学校校歌 作詞 井上 靖 作曲 芥川也寸志
水ぬるみ行く おもの川
陽炎(かげろう)もゆる 雄勝野よ
自由 平和 独立の
高楼(たかどの)に鳴る鐘の音
高らかに和す若き子が
希望の明日を 眼間(まなかい)に
今日も集えり
緑の 緑の 学舎
羽後中学校
山脈(やまなみ)遠く 雲は湧き
風渡り行く 雄勝野よ
父母(ちちはは)の国 美(は)しき国
高く掲げる協調の
理想に生きる若き子が
国の運命(さだめ)を身に負いて
今日も集えり
緑の 緑の 学舎
羽後中学校
秋のみのりの 雄勝野よ
雲影よぎる 城の址(あと)
歴史の翳り(かげ) 深ければ
古き伝統(こころ)を心とし
次代を背負う若き子が
青春の日の証しとて
今日も集えり
緑の 緑の 学舎
羽後中学校
雄勝野白く 丘白く
白き鋼(はがね)の 鳥海よ
時世の奢(おご)り よそに見て
高く きびしく 清らかに
自己錬成の若き子が
天(あま)翔ける日を夢見つつ
今日も集えり
緑の 緑の 学舎
羽後中学校
